機内の赤ちゃんの過ごし方。耳抜・ミルク・持ち物など体験をもとに紹介!

赤ちゃんとのはじめての飛行機は、どうしていいのか不安になりますよね。

長男、次男が赤ちゃんの時から、ハワイ旅行などで数十回のフライトを経験しました。
その中の中から生まれた、赤ちゃんと機内でできるだけ快適に過ごすための方法をまとめました。

事前準備に準備をすること、搭乗当日にすること、機内に持ち込むもの、機内での過ごし方、などを紹介します!

しっかり準備をしておけば、赤ちゃんとの飛行機の旅も楽しい旅になります♪

「事前準備」をしっかりとしておくことが大切

赤ちゃんとの飛行機の旅を快適にするには、事前の準備が肝心です。
どんな準備が必要なのか紹介していきますね。

フライトの時間は赤ちゃんがよく寝る時間にあわせて選ぶ

フライトの時間は、赤ちゃんがまとまって寝てくれる時間帯に合わせるのがベストです。
よく寝る時間は赤ちゃんによって差があるので、自分の子供の寝る時間をチェックしておきましょう。

夕方から夜の便だと、赤ちゃんのまとまって寝る時間にちょうどいいかもしれません。ハワイは夜から深夜便が多いので、行きはよく寝てもらえる率が高いです。

フライトの時間にあわせてお昼寝を調整していく

フライトの時間を赤ちゃんのよく寝る時間に合わせられなかった場合は、フライトの1週間前くらいからお昼寝の時間を調節していく方法もあります。

赤ちゃんが眠くなっても少し起きてもらっていて、少しずつ寝る時間をずらしていきます。1週間位調整期間があると、無理なく調整できます。

この方法は、時差ボケ防止にも有効です。

私もお昼寝の時間をちょっとずつ調整して、深夜便に合わせるようにしていました。

座席は窓側?通路側?

赤ちゃんと座るなら座席は通路側がおすすめです。
赤ちゃんが泣いたら立ってあやしたり、オムツ替えに行ったりと席を離れることが多いです。
窓側のほうが景色が見られていいと思うかもしれません。でも、窓側だとスムーズに出られないので通路側がおすすめです。

私がトイレに立つときも、抱っこしている子供を窓際の席の夫に預けると、私自身がさっと立てるので楽でした。赤ちゃんと一緒のときは窓際がおすすめです。

便利なベビーベット「バシネット」を早めにリクエストしよう

機内専用のベビーベッド「バシネット」があると便利です。

 
 
 
 
 
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バシネットは無料で使えますが、設置できる座席に制限があります。
なので同機内で数台しか使えないということがあります。早めにリクエストすることが必要です。

旅行代理店経由でリクエストしてくれることもありますが、自分で直接航空会社に電話をするのが確実です。

バシネットの利用制限は、どの航空会社も2歳まで、体重10キロ前後までです。
ただ、長さが80センチ前後なので、身長80センチくらいまでの赤ちゃんが使用可能となります。そうすると、1歳ではもう使えない、ということとが多いですね。

シートベルト着用サインが出ているときはバシネットがは使えません。寝ていても抱っこする必要があります

使用に制限のあるバシネットは万能ではありません。。。。ただ、バシネットは物置きとしてして使うこともできてとても便利です。抱っこひもや授乳ケープを置いておくと、取りやすくて重宝します。

バシネットですやすや寝る、という赤ちゃんは正直あまりいないと思います。寝ていたけど、バシネットに入れると泣き出すということが多いです。。。ただ、ちょっとの時間でも抱っこしないでいてもらえる時間があるだけで親はとても楽になります。

 

機内に持ち込む必需品とおもちゃを用意しておく

機内に持ち込む必需品や、あると便利なものを紹介します。 泣き止まない時、寝てくれない時など、焦らないですむように準備をしておきましょう。

食べ慣れたお気に入りの食べ物やおやつ・ミルク・ジュースや飲み物

月齢に合わせて赤ちゃん用の機内食を用意してもらえますが、なれない飛行機内で食べ慣れない食事を嫌がる赤ちゃんもいます。

お腹が空くと機嫌も悪くなります。そんな時、食べ慣れた食べ物や飲み物があると安心です。

機嫌が悪いときも、お気に入りの食べ物があると機嫌がよくなることもあります。

また、飲み物は飛行機の離着陸の耳痛を防ぐためにも必要です。

機内で飲むための乳幼児用のミルクや飲料は国際線でも持ち込みできます。手荷物から出して別にしておきましょう。

ミルクは機内でCAさんに頼むと調乳してもらえます

わが家の子どもたちも機内食は食べませんでした。幼児になっても食べません。。。長時間のフライトの際はお気に入りの食べ物・飲み物があると安心です。

iPadなどタブレット端末・イヤフォン

寝てくれない時、じっとしていられないときに役に立つのがiPadなどのタブレット端末と小さい子供用のイヤフォンです。

機内に子供向け映画もありますが、赤ちゃんが好きなアンパンマンなどのお気に入りの動画が見られるととても助かります。

機内Wi-Fiが使えないときのためにも、お気に入りの動画をダブレットにダウンロードしておくと安心です。

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わが家はアンパンマンが大好きだったので、じっとしていられない時間帯はアンパンマン動画でしのいだりしました。

 

お気に入りの絵本数冊・シールブック・塗り絵

絵本、シールブック、塗り絵も活躍します。

赤ちゃんが大好きな絵本や、シールブック、塗り絵は重宝しました。
機内用に新しい絵本やおもちゃを用意しておくと、子供が喜んで遊んでくれて助かることもあります。

お絵かきボードを用意して機内で渡したら、ずっと遊んでくれてとても助かりました。

タブレットで動画を見せるのは最終手段にして、お絵かきボード、絵本やシールブックで時間を過ごすのもおすすめです。

長男は赤ちゃんの時は「いないいないばあ」を繰り返し読んでいました。次男が赤ちゃんのときは、シールブックのはがせるシールをあちこちに貼っていました。

 

抱っこひも・授乳ケープ・お着替え

抱っこひも、授乳ケープ、お着替えは必需品です。

「機内では抱っこひもで寝かせて、そのまま座席に座って親が寝る」パターンがほとんどです。泣いたら抱っこひもで抱っこしてあやすので、必需品です。

授乳ケープは授乳以外にも、寒い機内で赤ちゃんにかけたりできるので必要です。

お着替えも必ず用意しましょう。機内は狭く飲み物や食べ物ををこぼしやすいです。複数あってもいいと思います。

どんなに事前に準備をしても、機内でほとんど寝ない、ということもあります。寝ないときの手段も準備をしっかりとしておきましょう。

 

フライト当日にしておく準備は?赤ちゃんの服装は?

機内でできるだけ寝てもらうためにも、フライト当日は大切です。
搭乗前のおすすめの過ごし方を紹介します。

搭乗前はお昼寝をしないようにする

搭乗直前までお昼寝をしないように調整をします。
理想は搭乗直前に抱っこひもで寝てもらうこと。これをゴールにお昼寝を調整しましょう。

ハワイの深夜便のフライトの際は、朝早く起こして、お昼寝を早めに短い時間ですませておくなど工夫をしました。

食事は搭乗2時間くらい前に済ませておく

赤ちゃんがいると大人も機内で食事がとれないということもあります。
搭乗前にしっかり食事をとっておいたほうがいいです。

搭乗前には時間に余裕があったほうがいいので、食事はフライトの2時間前にはすませておくことをおすすめします。

機内では、赤ちゃんを抱っこしていたり、あやしていたりと、親も食事を取るのに一苦労します。搭乗前にゆっくり食事が取れるといいですね。

 

空港の遊び場でたくさん遊んでおく

空港には子供の遊ぶスペースがあります。赤ちゃんが遊ぶスペースもあるので、しっかり遊ばせて疲れておいてもらうことが大切です。
たくさん遊んでおきましょう。

搭乗前にオムツを変える

搭乗してしまうと、シートベルト着用サインが消えるまでの数十分間は席を立つことができません。
搭乗前にオムツを変えておきましょう。

できるならば搭乗直前に寝るようにする

そして、できるならば搭乗直前に寝てもらうようにしましょう。お昼寝を少なくし、食事を済ませ、たくさん遊ばせてオムツを変えたら、抱っこひもで中しつけに入ります。

ベビーカーで寝てしまうと、搭乗時に抱っこに切り替えなければならず、その際に起きてしまうこともありましう。

搭乗直前の寝かしつけは抱っこひもにしましょう。

フライト時の服装は?

飛行機に乗るときの服装は、ゆったりとして動きやすいものにしましょう。

夏でも高度が上がると機内は寒くなることがあります。脱がせたり着せたりしやすいものがおすすめです。

前にボタンの付いたベストはボタンを開けたり、着せたり脱がせたりしやすく重宝しました。

靴下やレッグウォーマーもあると便利です。

搭乗直前に寝てもらえるととても助かります。それに向けてできることをがんばりましょう。でも寝てくれるとは限らないので、臨機応変に。心の余裕を持てるよう、紹介した準備をしてください。

機内での過ごし方とあやし方。耳抜き対策も忘れずに

搭乗中、ずっと寝ていてくれると親は助かります。
長男・次男を連れて数十回搭乗しましたが、ずっと寝てくれたことは一度もありません笑

機内での過ごし方を紹介します。

どうあやす?じっとできない時

もう歩ける赤ちゃんであれば、飛行機の後ろの方や真ん中の空いたスペースなどを歩かせます。

じっとしてるのがストレスになるので、ご機嫌が悪い時は歩かせるとご機嫌になることが多いです。

CAさんのところへジュースをもらいにいったり、というのも気分転換になります。その際は他の方の迷惑にならないよう気をつけましょう。

歩かせることができない赤ちゃんは、抱っこひもで立ってあやします。自席や通路は狭いので、飛行機後方や真ん中の少し空いたスペースであやします。

わが家の場合は、抱っこで本を読んだりするのは私で、お散歩や立ってあやしに行くのは夫がしてくれました。

 

難関はシートベルト着用サイン時。動けない数十分間をどう過ごすか

赤ちゃんがないてしまったら、抱っこして立ってあやすのが鉄則です。
問題はシートベルト着用サインが出たときです。離着陸のときは数十分間動けないこともあります。

お気に入りのおやつやジュースをあげる、好きな絵本や動画を見せる、授乳をする。これでのりきりました。

泣いているときに立ってあやせないときは大変です。お気に入りのものを複数用意してのりきりましょう。

 

ミルク・授乳・ジュースを少しずつ飲ませて耳抜きを!

離着陸の際は、気圧の差で耳が痛くなることがあります。赤ちゃんもなることがあるので注意が必要です。
飲み物を飲むと、耳抜きができて痛を防ぐことができます。

  • 少しずつジュースやミルクを飲ませる。
  • おしゃぶりなどなにかをしゃぶらせる。
  • 授乳をする。
  • 飴(飲み込み防止の為棒付き飴)

これらで対策ができます。

ミルクはCAさんに「着陸でシートベルト着用サインが出る少し前にミルクを持ってきてほしい」とお願いしておきましょう。

寝ているときの耳抜きはどうするか?ですが、私は寝ていても授乳したり、ジュースのストローをお口に入れたりしました。

寝ていてもモグモグと口を動かしてくれたのでよかったです。

授乳とジュースを少しずつ飲ませることで耳痛を防ぎました。耳抜きはとても大切なのでしっかりと対策をしましょう。

 

機内で赤ちゃんが泣き止まないときは

どんなに対策をしても泣いてしまうこともあります。
そういったときはどのように過ごしたらいいでしょうか。

CAさんのサポートを受け入れる

赤ちゃんが泣き止まず困っていると、CAさんが優しく声がけをしてくれることが多いです。
飲み物を持ってきてくれたり、おもちゃをもってきてくれたりなど、サポートをしてくれます。

赤ちゃん連れの搭乗客になれたCAさんのサポートを受け入れましょう
親の気持ちも落ち着きます。

泣き止まず困っている時に、CAさんが優しく話しかけてきてくれたときはうれしかったです。

 

周囲の人への配慮を忘れない

赤ちゃんが泣いてしまうのは親にとっては当たり前のことですが、同乗客は迷惑に思っている人も少なくありません。

赤ちゃんが泣くのは仕方ない、と同情しつつも、寝たいときに泣かれるとイライラしてしまうのも仕方のないことです。

泣いている赤ちゃんをあやしているときに他の人と目があったら、会釈をしたりと周りの人へ配慮をするようにしましょう。
そうすることで、周りの人も「申し訳なく思っているんだし、がまんしよう」と思ってくれるかもしれません。

次男が泣き止まずあやしている時に、近くの人と目があったので「申し訳ありません」と言ったら「ママも大変ですね」と言ってもらってほっとしたことがありました。周囲の人への配慮は大切です。

 

まとめ

赤ちゃんを連れての飛行機は不安があると思います。私も最初はそうでした。

でも、事前準備をしっかりしておくことで、不安も解消しますし、機内でも乗り切れます。
機内でずっと寝てくれることはほとんどないので、そういうものだと思っていると気持ちも楽です。

赤ちゃんとの旅を楽しいものにしていただけるとうれしいです!