サピックスの入室テストに落ちる原因と対策を紹介|不合格でも落ち込む必要なし

中学受験で難関校への合格なら、有名進学塾の中でも「サピックス」への入室を検討する方は多いと思います。

わが家も3年生で、サピックスに入室しました。 サピックスの入室テストは難しいというイメージがありますが、十分に対策ができるものです。これから受ける場合、不合格になってしまった場合に、 どう対策をしていくかを具体的に紹介します。

実際に子供が入室テストを受けて入室してみて感じたこと、サピックスにお子さんを通わせている方々から直接聞いたお話を中心に、「サピックス入室テスト対策」をまとめました。

・サピックスの入室テストの具体的な対策

・おすすめの問題集 ・合格ラインの基準点について

・入室テスト前に入室説明会参加をおすすめする理由


などについて書いていきます。

目次

なぜ不合格だったのか?サピックス入室テストで不合格でも落ち込まないことが大切


不合格になってしまうと、親のほうが動揺してしまう傾向があると思います。でも、ここは落ち着いて、なぜ不合格になったのかを分析することが大切です。親が動揺したりイライラすると、敏感な子供はすぐに感じ取ります。 冷静に、なぜ不合格になったかを分析してみることが大切です。

学習不足

基本ができていない、簡単な計算問題を早く正確に解けるようになっていない、といった場合はまず基礎力をつけることが大切です。

サピックス特有の思考力を問う問題は、基礎力が身についた上でさらに学習を積み重ねる必要があります。サピックス入室対策としては基礎力を身に着け、思考力を問う問題に慣れることが大切です。

サピックスの問題に慣れていない

サピックスの入室テストと学校のテストは形式が違います。

学校のテスト以外あまりテストを受けたことがない、という場合は、サピックスの入室テストの問題に対してどう回答を書いたらいいのか、わからないことがあります。「親が一緒に問題を解説しながら解かせると、自力で正解が出せる」といった場合はこのケースにあてはまるかもしれません。

サピックスの問題への回答のコツを掴むことも大切です。サピックスの算数の問題は基本ができた上で、文章を読み解くことも必要になるので、そういった問題になれることが必要です。そのためには親がサポートをしていくことが大切です。

難しい問題に時間をとられた

入室テストは難しい問題もあります。わかる問題から先に解いていかないと、時間がなくなって、できる問題を落としてしまうこともあります。

わからない問題、難しい問題は後回しにして、わかる問題から先に解答していきましょう。

緊張してしまった

初めて学校以外でテストを受ける場合は、緊張して当たり前です。緊張して問題文をちゃんと読むことができなかった、わかる問題も緊張して解けなかった、ということは子供にはよくあることです。

基礎力が身についていて不合格となった場合はこのケースに当てはまるかもしれません。何度か入室テストを受けることで、緊張せずにテストを受けられるようにすることが有効です。ただ「不合格だったらどうしよう」などと緊張しないように、親がフォローしていくことも大切です。

子供の成長の仕方によって、合格時期が変わる

子供によって、背が伸びる時期が違うように、物事の理解度が伸びる時期も違います。例えば、2年生の終わりには問題の意味が理解できなくても、3年生になり突然いろいろなことが理解できるようになる、ということがあります。

一度不合格になっても、対策をしながら再度受けたら、上位クラスに入室した、ということもあるようです。

不合格でも落ち込みすぎず、どうして不合格になったのか、どうしたら基準点を取れるようになるのかを分析してみましょう!

新4年生までのサピックス入室テスト対策!家庭ですぐにできる対策学習


まずは家庭学習に力を入れることがおすすめです。まずは基本が出来ていることが大前提です。そこからサピックスの問題にチャレンジしてみて、不得意な分野を把握して学習していくことがおすすめです。

上位クラスを狙うなら、家庭学習に家庭教師をつけて苦手分野対策をしていくこともおすすめです。

新4年生までのサピックスの入室テストは基本ができていることが大切

サピックスの入室テストには「この点数が取れれば合格」という合格基準点があります。基本ができていることが大切です。 「難しい応用問題が解けないとだめ」とか「難しい漢字が書けないとだめ」ということはないと思います。

上位クラスに入るために高得点での合格を狙うなら別ですが、合格をゴールとするなら「基本的な計算が早く正確に解ける」「考える力がある」「基本的な漢字が正確に丁寧に書ける」ということができれば、基準点は超えていけると思います。

サピックスの問題になれるためにサピックスの問題集で学習

長男がサピックスの入室テストを受ける時に、すでにサピックスにお子さんを通わせている先輩サピママから「入室テスト対策」として進められた問題集を紹介します。長男もこれらの問題集をやって合格しました。

1.きらめき算数脳(サピックス小学部)

  これはサピックスが出しているので、サピックスのテスト対策には一番おすすめです。読解力、思考力を鍛えることができ、入室テストの思考力を問う問題に慣れることができます。子供も楽しんで取り組める内容になっているので、飽きずに取り組みやすいところも良くできています。 アマゾンや書店で購入可能です。

2. SAPIXメソッド 算数絶対基礎力の完成 パワーアップトレーニング(サピックス小学部)

  基礎力をつけるための問題集です。サピックスの内部生が基礎力をつけるために使っているて練習問題集の総集編といった感じです。これだけでは思考力を問う問題には対応できないので、きらめき算数脳と併用をおすすめします。 この問題集はサピックスの校舎で販売しています。

3.Z会グレードアップ問題集 小学3年生 国語読解(Z会指導部)

サピックスの長文読解の問題文は長くて、読み取りが難しいです。慣れていない子は苦労すると思います。 この、Z下位のグレードアップ問題集国語読解は、問題文は短く、問題文ごとに何に注意して解くかというポイントが設定されています。 長文読解を効率よく学習するにはおすすめのよくできた問題集だと思います。

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4.SAPIXの漢字学習字典 SAPI×漢(サピックス小学部)

漢字は「とめ・はね・はらい」を書けるようにしましょう。漢字の習得はお好きな漢字ドリルで、3年生なら3年生までに習う漢字が書けるようにしておけば大丈夫だと思います。 重要なのは、サピックスのテストでは、「とめ・はね・はらい」ができているか見られます。

サピックスの漢字辞典「SAPI×漢」には注意書きに「とめ・はね・はらい」が書いてあります。サピかんを見ながら学習すれば漢字はバッチリだと思います。

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理科社会も対応!合格を確実に!さらに上位クラスを狙うためのおすすめ教材

上のサピックスのおすすめ教材は算数と国語です。4年生からは入室テストは4教科。 理科・社会の学習や、上位クラスを狙う方へおすすめの教材を紹介します。

1.トップクラス問題集(文理)

レベル別に問題が別れていて、使いやすいです。難しい問題もあるので、親がどの問題をやるのかを見極める必要はありますが、とてもいい問題集です。 理科社会もしっかり学習できます。 アマゾンで購入可能です。

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2.四谷大塚の予習シリーズ(四谷大塚)

本当によくできた教材で、評判がいいです。詳しい解説もあり、学習すればしっかりと身につく様になっています。 1週間単位で区切られているので、学習のペースがつきやすく、子どもも取り組みやすいと思います。

アマゾンでも販売していますが、「最新版でない、定価より高い」ということもあります。四谷大塚のサイトでの購入をおすすめします。外部生でも購入可能です!

サピックスが出している問題集「パワーアップトレーニング」で基礎力を「きらめき算数脳」で思考力の学習することがおすすめです。

不合格になった入室テストで子供の苦手なところを把握する

不合格になった場合に最初にすることです。 どこができていなかったのかを分析することで、何を学習すればいいかが見えてきます。

基礎的な計算問題は間違えていないか? 思考力を問う問題はどれくらいできているか? 文字はきれいにかけているか?解答欄からはみ出していないか? ケアレスミスはないか?できる問題を間違ってしまっていないか? などをみてみましょう。

その子にあった対策法を講じていけば、確実に合格に近づくはずです。

私の周りのサピックスに通っているお子さんたちは、入室テスト対策は家庭で取り組んだという人が多いです。

新4年生からは上位クラスに在籍していたほうがいい?


サピックスは成績順にクラスでクラスが決まります。定期的な組分けテストで成績によってクラスが変動します。 入室テストの成績で、どのクラスに入室するか決まりますが、新4年生(スタートは3年生の2月)からのクラスは上位クラスに在籍していたほうがいいと思っています。 その理由を説明していきます。

サピックスのテキストは全クラス共通。でも授業で扱う量が違う

サピックスのテキストは成績が上位のクラスも下位のクラスも同じものを使います。 ですが、テキストのどこまでを授業で扱うかがクラスによって違うときがあります。 難関中学レベルの難しい問題は、上のクラスでは扱うけれども、下のクラスでは扱わない、ということもあるそうです。

サピックスに入室を希望する場合、難関校を視野に入れているご家庭が多いと思います。 難関校をめざすなら、新4年生(3年生の2月スタート)の授業が開始するタイミングで上位クラスに在籍していることが望ましいと思います。

「絶対合格したい」「上位クラスに入りたい」場合は家庭教師を検討がおすすめ

難関校をめざしてサピックスに入るのなら、まずは入室テストに合格することが必須です。さらに、上位クラスを狙う必要があります。 サピックスは全てのクラスで同じテキスト使用しますが、上位クラスでは難しい問題まで進む一方で、下位クラスは基本問題だけしか扱わないとなることもあります

難関校に合格するためには難しい問題が解けるようになることは必須です。となると、上位クラスに在籍していることが大切です。そのために家庭教師をつけるご家庭も多いです。

サピックスで志望校合格を本気で狙う場合は家庭教師を併用しているケースが多いです。

サピックスは入室後も家庭教師を併用する家庭は少なくない

サピックスは入室後も上位クラスに在籍するために家庭教師をつけるご家庭も少なくありません。実際、私の周りのサピママたちも家庭教師をつけているご家庭が多いです。 高学年になってくると家庭教師を併用するご家庭が増えてきます。 苦手な科目を家庭教師の先生と一緒に学習して偏差値全体を伸ばす、という使い方をされている方が多いです。

入室テスト対策に家庭教師をつけて確実に合格&上位クラスを狙う

まずは入室テストに合格することが大切です。家庭教師をつけて確実に合格を確実にし、さらに上位クラスを狙うというのはおすすめです。 入室対策として家庭教師をつけておくと、高学年でまた家庭教師を併用する際にわが子にあう家庭教師のタイプがわかっていえるなど、スムーズに併用できる利点もあります。

家庭教師を検討するなら、無料で複数の家庭教師センターを比較できる「かてきょナビ」が便利

かてきょなび

「かてきょナビ」は最大25の家庭教師センターから、子供にあった家庭教師センターを見つけることのできる便利なサイトです。

この「かてきょナビ」がおすすめなのは、無料で利用できるからです。 さらに「かてきょナビ」で比較できる家庭教師センターは、無料で体験授業を受けられるところも多いです。 家庭教師を気軽に試してみるには利用しやすいサービスです。

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かてきょナビはいろいろな家庭教師センターそれぞれに資料請求をする手間がなく、資料請求も一括でできます気に入った家庭教師センターを複数選んで体験授業の申し込みなどもできるのも便利です。

家庭教師は子供と先生の相性で、学習の効果も大きく変わってくるので、複数の家庭教師センターを比較し、体験授業を受けることはても大切です。 家庭教師を比較検討するには便利なサイトです。

無料で利用できることもおすすめできる理由です。

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家庭教師は子供との相性が大切なので、家庭教師センターを比較をして体験授業を受けてみてから、利用するかを考えてもいいと思います。

サピックスの入室テストは新4年生までが断然受かりやすい

受験対策が本格化する新4年生までは入室テストは受かりやすいです。

入室テストを受ける時期は新4年生までがおすすめ

サピックスの入室は3年生の冬までに入室テストを受けて入室することがおすすめです。 4年生から本格化する中学受験。サピックスでも4年生から入室希望者がかなり増えるようで、入室制限をかける教室も出てきます。 3年生のうちはまだ人数にも余裕がありますし、入りやすいです。

3年生の夏期講習前後から入室をさせる、というケースが多いようです。

新5年生からは難しくなる

新5年生からは入室テストに合格するのは難しくなります。内部生は1年以上しっかりと受験勉強に取り組んでいる子供ばかりです。偏差値は必然的に高くなるはずです。

転塾組が増える

5年生からは、他の塾で成績のいい子が、御三家をめざしてサピックスに転塾してくるというケースが多いです。

教科が増える

算数・国語に加えて、理科・社会とテストの教科数が増るので、対策も4教科する必要があります。

5年生以降でも、しっかり受験に向けて学習をしていれば、合格する子もいるようです。サピックスよりも他の塾のほうがあっている子ももちろんいますし、子供の特徴を見ていくことが大切です。

サピックスの入室テストには合格ラインの「基準点」がある

サピックスのテストには合格基準点があります。その合格基準点を超えれば合格となります。 長男が2年生の3月に受けた新3年生の入室テストの基準点は国語算数合算で70点(満点200点)でした。

難易度が高いテストは基準点が低い

長男が受けた入室テストは内部生の「組分けテスト」を兼ねていました。入室テスト前の「入塾説明会」では「組分けテストを兼ねているので、今回は難易度が高いテストです。できなかったからといって落胆しないでください。基準点も低くなりますから。」という説明がありました。

基準点はテストによって変動するそうです。入塾説明会で、次の入室テストについてもこういった説明があるので、入塾説明会は出席されることをおすすめします。

 

基準点についてはこちらで詳しく紹介しています。
サピックス新3年生・新4年生の入室テスト基準点はどれくらい?

サピックスが合わない子、中学受験が向かない子もいる!

どの塾もそうですが、塾の方針や授業内容に合わない子供は必ずいます。サピックスは「合う合わないがはっきりしている」とよくいわれます。

子どもがサピックスに向いてるかどうか

授業で積極的に発言する子、思考力をとわれる問題が得意な子、などは向いていると思います。 思考力を問う問題が好きではない、発言するのが好きではない、丁寧に時間を書けて取り組むのが好き、競争が好きではない子などは、サピックスよりも他の塾の方が実力を伸ばせるかもしれません。

中学受験は精神年齢の高い子に向いている(高いからいい訳ではありません!)

精神年齢の成熟度もこどもによってだいぶ開きがあると思います。中学受験に向いている子は、精神年齢が高い子だと言われることが多いです。これはサピックスの入室説明会でも校長から説明されました。 ただ、精神的成熟度合いは個人差があるので、中学受験に向かないからといって、人生に失敗するわけでは決してありません。

中学で伸びる子、高校で伸びる子、様々なので、「中学受験は人生の一通過点」ということを念頭に取り組むことが大切です。 志望中学合格や、サピックスの上位クラスに行くことにのめり込みすぎると、親も子供もしんどくなってしまいます。

子供の「自己肯定感」を下げることなく、取り組んで行くことが大切だと思います。

私も息子の性格や特性をみながら、サピックスに子どもがあっているかどうか、中学受験に向いているかどうかを見ていきたいと思います

 

入室テストと入室までの流れ

入室までの流れはサピックスのホームページに詳しく解説があります。ここでも簡単に説明をします。

入室説明会は行きましょう!傾向や基準点を教えてくれることも

先程も書きましたが、入室テストの前に行われる入室説明会に参加することをおすすめします。次の入室テストの難易度や、基準点が何点くらいかなど、教えてくれることもあります。

合否結果は「マイページ」の「成績速報」で確認できる

入室テストを受けるためには、サピックスのマイページに登録することが必須です。入室テストの結果は郵送で送られてきますが、郵送前に、このマイページで、基準点や実際の子供の点数などを見ることができます。

マイページで基準点と実際の子供の得点がわかるので、合否がわかるようになっています。

 

まとめ

サピックスの入室テストは難しいと言われていますが、3年生までは合格ラインの基準点はそれほど高くありません。不合格になっても、再チャレンジすれば合格することも少なくありません。 サピックスは難関校合格の実績のある、人気の進学塾ですが、サピックスに入ったあとが大変ですし、サピックスが合わない子もいます。 中学受験が、子供の人生の成長につながる、いい経験になるように取りくんでいけるといいな、と思います。
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