中学受験|四谷大塚にはいつから通わせる?低学年から通塾の体験談!

中学受験を見据えた塾通い。いつから通い始めるかは悩むところです。
中学受験の進学塾はたくさんありますが、中でも有名な塾のひとつ「四谷大塚」について、指導方針や授業内容を紹介します。

わが家も長男が四谷大塚に通っていました。体験談を交えつつ、書いていこうと思います。いつから四谷大塚に通い始めるのがいいのかを判断するための参考になれば嬉しいです!

四谷大塚にはいつから通う?中学受験の対策

中学受験の進学塾はたくさんありますが、それぞれに特徴があります。今回は四谷大塚の特徴や授業内容をみながら、いつから通い始めるのがいいのかを考えていこうと思います。

中学受験対策なら3年生の2月から

中学受験対策の勉強が本格化するのは4年生からです。

進学塾は年度の始まりが2月になるので、3年生の2月から進学塾に通い始めるというのが一般的です。

通塾に慣れさせるため、万が一入塾テストに落ちたときに時間的余裕をもつためなどの理由で3年生の夏期講習前後から通いはじめることも多いです。

4年生から始まる中学受験対策の本格化に向けて通塾を開始する、ということが多いです。

低学年から塾に通うメリット・デメリット

四谷大塚もそうですが、大手進学塾は低学年からのコースを用意しています。

低学年から塾に通うメリットは何でしょうか。
1.家庭学習をする習慣をつける。
2.塾に通う事に慣れる。
3.学習の基礎をしっかり身につける。

大きなメリットはこの3つだと思っています。受験勉強というよりは、「習い事のひとつ」という位置付けがいいと思います。

低学年から塾に通うデメリットもあります

1.勉強が嫌いになる可能性がある。
2.外で遊んだり体を動かす時間が減る。

この2つに関しては、注意をする必要があります。
低学年のうちは「学習する楽しさ」を実感し、学習に好印象をもたせる事が必要です。

勉強に対して厳しくしてしまうと、勉強嫌いになり、「学習への抵抗感」が生まれてしまします。これではせっかくの学習が逆効果になってしまいます。

また、受験勉強が本格化してくると、塾に通う日数が増えてきます。低学年のうちは体をたくさん動かす時間を確保することが大切です。

低学年から学習習慣を身に着けたり、学ぶことを楽しいと思える環境を作ることはとてもいいと思います。

四谷大塚の低学年教育方針は?低学年教育は中学受験成否のカギと捉えている!

四谷大塚は長年の中学受験指導の過程でわかったこととして次のように言っています。「中学受験の成否のカギが低学年教育にある」

そして、低学年の指導のコンセプトは「遊ぶように学ぶ」です。子供たちに「学ぶ楽しさ」を知ってもらうため、教材や授業の進め方を工夫しているそうです。

長男は年長の2月から新一年生として四谷大塚に通い始めましたが、楽しく授業に出いていました。「遊ぶように学ぶ」を授業でしっかり実践していました。

四谷大塚低学年の「通塾コース」と「通信コース」

四谷大塚の低学年通塾「リトルコース(旧リトルスクール)」とは?

四谷大塚の1年生、2年生、3年生までの低学年の通塾コースをリトルコース(旧リトルスクール)といいます。

特徴は「学習に対する前向きな態度を生む主観評価」で評価をしていくこと、バツをつけない添削指導、10~15名の少人数制です。

授業で使う教材は、ゲーム感覚で楽しんで使えるオリジナルを使っています。

長男はサイコロやカルタで遊びながら、図形や漢字の部首を覚えていて楽しそうでした!

四谷大塚の低学年通信「リトルくらぶ」

四谷大塚の通信教育カリキュラムです。教材として評価の高い、四谷大塚の「予習シリーズ」を使って学習していきます。

保護者用の解答もわかりやすく充実していて、指導マニュアルもあります。困ったときに相談できるフリーコールがあり、リトルくらぶ専任の先生が質問や相談に応じてくれます。

添削してもらえる教材もあります。添削は必ず手書きイラストを入れたりと子供が楽しく学べる工夫が通信にも盛り込まれているようです!

四谷大塚リトルスクール(リトルコーズ)に小学校入学前から通塾体験談

わが家の長男は新1年生として、年長の2月から四谷大塚に通いはじめました。通って本当に良かったと思っています。体験談を紹介します。

勉強の楽しさを子供が実感

四谷大塚に通い始めた頃は、まだ6歳の子が75分の授業を飽きずに聞いていられるのか、心配でした。
親の心配をよそに、子供は「とっても楽しかったよ!続けたい!」とうれしそうに言っていました。

子供が楽しめるようなサイコロやカルタといったゲームの教材を先生が楽しく授業で使ってくれるので、k共は楽しかったようです。

嫌がることなく、楽しく毎週通っていました!

家庭学習の習慣化ができた

家庭学習用の教材「ホームワーク」があり、一日1ページ必ずやるようになっていました。子供は小学校にあがったときから、学校から帰ると、学校の宿題とホームワークをやるのが当たり前になりました。

家で学校の宿題と塾の宿題をするのが当然、という意識になったのは本当に良かったです。

小学生になったときから毎日ホームワークをやっているので、「毎日やるもの」として、家庭学習習慣がついたのは、中学受験勉強をしていくのにとても役立ちます!

四谷大塚は面倒見がよく手厚い塾

先生がこども一人ひとりの名前はもちろんのこと、性格や特徴も把握してくれているのがわかりました。個人面談でも、長男の様子などをしっかり教えてくれてよかったです。

また、忘れ物をしたら、その日中に先生から電話連絡が来たりということもありがたかったです。

授業の後には必ず、保護者向けに「今日の授業内容」の説明が5分位あったのもよかったです。

四谷大塚のリトルコーズは一人ひとりをちゃんと見てくれました。また、学習の楽しさを子供にしっかり伝えてくれ、長時間座って話を聞く力、家で毎日勉強する習慣も身につきました。て本当に通わせてよかったと思いました。

まとめ

四谷大塚は長男が年長の2月から通い始めました。落ち着きがなく、元気いっぱいの男の子でしたが、楽しく通っていました。

受験対策、というよりは「習い事」という感覚で成績をあまり気にせずに通わせていましたが、しっかり学習は身についていたと思います。

3年生になり、週2回に授業が増えたのが負担で、週1回のサピックスにしかたなく転塾しましたが、四谷大塚のリトルコースに年長2月から通って本当によかったと思っています。

体験もできるので、通うかどうか悩んだ場合は体験を活用するといいです。